> /dev/null

インフラ的ななにかが多め。なおここでの発言は個人の見解で(ry

レプリケーション転送圧縮

slave_compressed_protocol = 1
でレプリケーションのバイナリログを圧縮して転送してくれる。
ナロウバンドにはもってこい。

・master側
my.cnfに
slave_compressed_protocol = 1
を追加して再起動か、

set global
slave_compressed_protocol = 1;

でOK。
確認はshow variables like '
slave_compressed_protocol';

・slave側
こちらもmy.cnfかset globalで設定値を変更。
その後レプリケーションの再起動。
stop slave;
start slave;

ファイルコピー

今までxcopyでファイルコピーをしていたんだけど、windows server 2008で使おうとしたら
注意: Xcopy は現在推奨されていません。Robocopy を使用してください。
だってさ。

robocopyの使い方

> robocopy "コピー元" "コピー先" [ファイル [ファイル]...] [オプション]

rsyncのように使うことができ、ミラーリングオプションも用意されている。
一度全てをコピーした後に、コピー元のファイルを削除したり変更し、/MIRを付けてrobocopyするとコピー先のファイルも削除、変更される。

詳しくはrobocopy /?でオプション一覧。日本語OSなら日本語ででます。
今回は移行で使ったので、下記オプションを利用。

/E … 空のディレクトリを含むサブディレクトリをコピー
/DCOPY:T … ディレクトリ タイムスタンプをコピー
/COPY:DATSO … ファイルにコピーする情報
/R:n … 失敗したコピーに対する再試行数: 既定値は 1,000,000。リトライしすぎなので適度に。
/W:n … 再試行と再試行の間の待機時間: 既定値は、30 秒。長いので適度に。
/LOG:ファイル … ログ ファイルに状態を出力 (既存のログを上書き)。
/V … スキップされたファイルを示す詳細出力を作成。
/TEE … コンソール ウィンドウとログ ファイルに出力。

Active Directoryの移行メモ

ADを移行するときに問題になるのがユーザプロファイルの引き継ぎ。
ネットワークフォルダをプロファイルに設定していれば、さほど問題ないんだけど、そんな環境ではない。
ADMT(Active Directory Migration Tool)を利用すると簡単なのだけれど、移行元、移行先を見られる環境が必要。
moveuserコマンドでやる場合だと、両方のドメインが見られるかつドメイン間の信頼関係が必要。

今回の移行は移行元ネットワークと移行先ネットワークが物理的に異なるのでmoveuserの多用で。
一旦、ローカルユーザにプロファイルを移してから、新ドメインへ参加させて再びmoveuser。

moveuserを使うには「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」をインストールする。
で、後はヘルプで。

3com

忘れそうなのでメモ。


3comスイッチのパスワード初期化方法。

(IPはわかる状態)


1.下記アカウアントにてtelnetでのセツゾクを試みる。

  user: recover

pass: recover


うまくいくとなんかでる。


2.なんか出たあとで、30秒以内にハードウェアリセットをかます。

 リセットボタンがないのでスイッチのコンセントを抜けばよい。


3.最初のtelnetセツゾクが切断される。

  スイッチにコンセントを挿し、再びtelnetセツゾクを試みる。


4.すると新しいパスワードを入力しなさいって言われるので、新しくパスワードを付与。


以上で完了。

後はwebアクセスでゴニョゴニョいじればOK。

pxebootでメモリチェック

PCを組んだときとか、メモリのチェックを行うためにmemtest86+http://www.memtest.org/)を実行するのだけど、たくさんのPCを同時に行うときはネットワーク経由が楽。

なのでpxebootで起動させます。

親サーバはdhcp,tftpの設定が前提。


上記URLから”Pre-Compiled Bootable Binary”をダウンロード、解凍、特定のフォルダへコピーする。


# wget http://www.memtest.org/download/2.01/memtest86+-2.01.bin.gz
# gunzip memtest86+-2.01.bin.gz
# cp memtest86+-2.01.bin /tftpboot/pxeboot/memtest


で、pxebootのコンフィグを変更


# vi /tftpboot/pxeboot/pxelinux.cfg/default


default memtest
timeout 10
prompt 1
label memtest
kernel memtest


で、ネットワークにPXEboot可能なPCを接続して、ネットワークブートするとメモリテストが始まる。

pxebootの設定

最近のNICにはPXE(Preboot eXecution Environment)っていうネットワークブートの規格が搭載されているので
これを使ってLinuxをネットワークインストールできる。


ブートさせるサーバの設定をする。

まずはパッケージのインストールから。


# yum install dhcp
# yum install tftp*
# yum install xinetd
(CentOS5.1で最小インストールだと入っていないので)


あとsyslinuxが必要(おそらくデフォルトでインストールされているはず)


dhcp ・・・ IPアドレスを振り当てるため
・tftp ・・・ イメージを転送するため


tftpをインストールすると/tftpbootっていうディレクトリが作成される。
tftpをxinetd経由で使うので、/etc/xinetd.d/tftpを編集。


service tftp
{
socket_type = dgram
protocol = udp
wait = yes
user = root
server = /usr/sbin/in.tftpd
server_args = -s /tftpboot
disable = no ←ここをnoに。
per_source = 11
cps = 100 2
flags = IPv4
}



んでxinetdの再起動


# service xinetd restart


bootイメージをどっかから取ってくる。
CD-ROM or DVD-ROMであればimages/pxeboot/配下にある
 ・initrd.img
 ・vmlinuz
この2つ。

これらを/tftpbootにコピーするのだけれど、わかりやすくpxebootっていうディレクトリを作っておく。


# mkdir /tftpboot/pxeboot
# cp initrd.img /tftpboot/pxeboot/
# cp vmlinuz /tftpboot/pxeboot/


syslinuxのpexlinux.0が必要なのでこれもコピーしておく。


# cp /usr/lib/syslinux/pxelinux.0 /tftpboot/pxeboot/


bootイメージをPXEから読み込ませるためにpelinux.cfgというフォルダと設定ファイルを用意。


# mkdir /tftpboot/pxeboot/pxelinux.cfg
# vi /tftpboot/pxeboot/pxelinux.cfg/default


----- ここから -----
default linux
timeout 0
prompt 1
label linux
kernel vmlinuz
append initrd=initrd.img

------ ここまで ------


これでtftpでbootイメージのダウンロードができるはず。


続いてdhcpの設定。

/etc/dhcpd.confを修正する。


ddns-update-style interim;
ignore client-updates;

subnet 192.168.0.0 netmask 255.255.255.0 {

# --- default gateway
option routers 192.168.0.1; ←デフォルトゲートウェイ
option subnet-mask 255.255.255.0;

option domain-name "hoge.jp"; ←自分のドメイン
option domain-name-servers 192.168.0.1; ←DNSサーバ

option time-offset -18000; # Eastern Standard Time
filename "/pxeboot/pxelinux.0"; ←さっきコピーしたファイル
next-server 192.168.0.1; ←tftpサーバのIP
range dynamic-bootp 192.168.0.101 192.168.0.199; ←割り当てたいIP帯域
default-lease-time 21600;
max-lease-time 43200;

んでサーバの再起動。


# service dhcpd restart


で、後はインストールをしたいサーバの電源をON
PXE BOOTを選択して、boot:プロンプトが表示されたら


boot: linux


とすれば起動する。